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2006年07月31日

仕事のあと…、その3.

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 年金暮らしの人よりも働いてないという噂の僕ですが、なんと今日で三日連続お仕事をさせていただきました。今日もラジオのゲスト出演です。
 今日は朝日放送の長寿番組「おはようパーソナリティ道上洋三です」に呼んでもらいました。この番組には何度も出してもらっているのですが、今日は道上さんが入院中でピンチヒッターの三代澤さんとエミちゃんとのやり取りでしたが、とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。
 やっぱり、ラジオは聴くより喋るほうが面白いですね。

 さて、放送が終わったあとはスタッフの人たちも加えて、賑やかな朝ごはんです。僕は朝ご飯を食べてから行ったので2度目ということで、トンカツ定食をいただきました。朝のトンカツも爽やかで良いですね。そして、それよりも魅力的なのは会話をしながらの食事。家ではできません。
 食後は再び一人です。今日は何の予定もないので、お天気も良いことだし、独りでブラブラとサイクリングをすることにしました。あまり汗をかかないように、急がず慌てず諦めずのサイクリング。
 そんな中、身近な夏を感じたのが大阪市役所前(写真)です。大阪市内は本当に緑が少ないのですが、ここは道の両側を大きな樹に囲まれた緑のトンネル。鬱蒼としています。
 この都心の小さなジャングルでは、今を盛りと蝉が賑やかに鳴いています。誰かと一緒に歩いていると、大声を出さないと会話ができないぐらいの賑やかさ。家の前でこの音量ならちょっとイライラするかもしれませんが、通りすがりの暇人には夏を感じさせる情緒と映ります。
 さあ、僕は明日から夏休み(厳密に言うと無期限の夏休みですが…)、しっかり夏を楽しまなければ!

2006年07月30日

仕事のあとの…、その2(プチプチ同窓会)。

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 ようやく梅雨も明けたという時期にもなるのに、いまだに今年になって12日しか働いてないという僕ですが、昨日に続いて今日もお仕事をさせていただきました。
 今日はKBS京都の「日曜ワイドわれら夢の途中」という番組に出してもらったのです。今日も内容的にはモンゴルを中心に海外の旅の話ですが、番組が変わり、聞き手が変わると、話の内容はもちろん、僕自身の声のトーンや話し方まで変わってしまうのがわれながら面白かったですね。

 さて、昨日は仕事のあとはカヌーだったのですが、今日はガラッと変わりました。まずは番組のディレクターKちゃんと、木屋町御池のインド料理店で昼食。久々のインド料理はとても美味しかったのですが、調子に乗って食べ過ぎてしまいました。
 先日のブログで「高校卒業以来初めて75キロを切って72キロになった」と報告したところなのに、帰宅後に量ってみると1週間で(ほとんど今日かな?)2キロ増えて74キロになっていました。次の冬まではキープしようと思っていたんですが、日本での生活は肌に合わないのかな?
 ところで、このディレクターのKちゃんですが、実は大学時代の同級生でして、今日も「仕事終わりで懐かしのキャンパスに行ってみようか?」などと話していたのですが、現実にはお腹が空いていたのでそれを飛ばしてインド料理屋に直行したのです。
 さて、食事のあとですが、今度は京都在住の友人Nの家を久しぶりに訪れてみました。このNも同じ大学の同級生で、KちゃんとNは同じゼミだったそうです(今日知ったんですが)。僕としては大学時代の友人とも最近疎遠になっていたのですが、一日に二人の同窓生と会うというのも面白かったですね。
 そして、N家ではお土産も用意してくれていました。嫁さんが「クージーが来るんやったら、何か持って帰ってもらわないと…」と用意してくれていたのです。
 写真がそのお土産の数々ですが、ウイスキー、海苔、酒茶漬け、乾麺、ドライ・マンゴウ、お菓子などの保存食に加えて、帰るまで「重いなあ」と思っていたのですが(家に帰って量ったら8キロありました)、その原因となっていたキャベツにタマネギの生鮮食品もあります。あとは、消費期限を9年も過ぎたカメラのフィルムに置時計などなど。
 嫁に行った娘がたまに実家に帰ったときのお母さんでも、こんなには持たせないのではないでしょうか?8キロやもんね。
 でもね、こういう「クージーズ・サポーター」の皆様のご厚意によって僕は生きながらえているのです。
 時々、「どうやって生活してはるんですか?」とストレートな質問をしてくる人に対して、僕は「主にお布施で」と答えることにしているのですが、これが僕へのお布施です。
 賞味期限切れの食料品を抱えて困っている皆さん、どうぞご遠慮なくお送り付けください。ただし、料金着払いはご容赦ください(笑)。
 ああ、今日も生きてて良かった!

2006年07月29日

仕事のあとのカヌー。

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 今日は朝から仕事をさせていただきました。モンゴルから帰ってからの初仕事、今年に入って13回目の勤労日です。順調に月2回働くペースを守っています。って、そんなもん守りたくもない!
 今日のお仕事は、ラジオ大阪で毎週土曜日にやっている「出発進行!うめじゅんです」という番組に呼んでもらい、モンゴルの話を中心に旅の話をさせてもらいました。
 旅は、もちろんするのが一番楽しいのですが、話を聞いてもらうのも楽しいものです。
 さて、お仕事のほうは朝の9時前に終わってしまったのですが、今日は続いての予定がありました。

 それがカヌーです。カヌーにはしょっちゅう行っていますが、仕事を終えてそのままカヌーに行ったというのは生まれて初めてのことです。新鮮です。
 モンゴルから帰ってこちらも初めてのカヌーですから、一ヶ月ぶりのカヌー。いやあ、楽しかった。やっぱり暑いときの避暑には最高ですね。おまけに今日は水量もたっぷりで、途中一時雨が降ったりもしたのですが、それさえ気にならないほどに心から堪能しました。
 また、今日はAちゃん、Sちゃんと3人で行っていたのですが、新たな出会いもありました。
 京都の桂から来てるというN君。一見どこにでもいそうな普通の若者だと思ったのですが、話してみると彼はタイ人だったのです。日本人の女性と結婚したのを機に日本に来て3年ということですが、日本語も達者です。カヌーは5月から始めたらしいのですが、毎週来ていると言っていたし、ひょっとすると長いお付き合いになるかも…。
 僕たちがお昼を取っているときに前を通りかかったN君を呼び止めたのをきっかけに午後は一緒に下り、ゴールのあとはビールをご馳走になりました。

 久しぶりの仕事に、久しぶりのカヌー、酷暑を逃れて童心に帰っての水遊び、新たな出会い、ギンギンに冷えたビールに缶チュウハイ、そして最後におまけのビールもご馳走になり……。
 ああ、生きてて良かった!!

2006年07月28日

モンゴルの子供たち。

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 僕の友人の一人で(自称)ウランバートル娘のBは、一昨年の6月から昨年の2月まで日本に滞在していました。今回は久しぶりに再会したわけですが、「日本に来たあとモンゴルに帰って、何か変わった?」と聞いてみると、こんな答えが帰ってきました。
 「はい。ケンカばかりして鬱陶しいと思っていたお父さんとお母さんのことが大好きになりました」
 いることが当たり前と思っていた両親と生まれて初めて9ヶ月も別れたおかげで、そのありがたみがわかったということですね。これは良いことです。しかし、次がちょっと微妙な発言。

 「それから、日本に行く前にはなんとも思っていなかったのですが、日本から帰ってからモンゴルの子供たちがとても可愛いと思えるようになりました」
 これも僕は少し理解できるんですよね。もちろん、ここでいう可愛さとは、決して顔かたちの造りのことではありません。そして、モンゴルの子供たちが特別可愛いというのでもありません。
 ただ、僕もいろんな途上国を旅してきて、(もちろん個人差はあるのですが)日本の子供たちに比べると途上国の子供たちは総じて可愛いと言えます。
 でも、これは決して子供たちのせいではありません。「子供は社会の鑑(かがみ)」です。子供たちをそうさせているのはわれわれ大人がそういった社会を作ってしまった結果です。
 今の日本の子供たちは大変です。いまだに荒れている学校が多いようですし、夜遅くまで塾や習い事に通うために家族と一緒に夕食をとれる日がなかなかない子供も多いとか。
 今は躾まで学校に任せようとする非常識な親も多いようですが、本来は社会の中で知らない人からもいろんなことを学ばなければならないのに、弱いものいじめの卑怯な大人や変態野郎がウヨウヨしているために、知らない人とは口を利いてはいけない。危ないから池や川にも近づいてはいけない。セキュリティのために携帯電話や防犯グッズを持たないと歩けない子供たち。
 外が危ないから家に帰れば安全かといえば、児童虐待の数も右肩上がりで、確か昨年は3万4千件を越えていたはずです。これとて届けのあった数ですから、実際にはもっと多いのかもしれません。
 近頃目立つニュースに、親の子殺し、子の親殺しが目立ちます。こんな国が自らを「先進国」などと呼ぶのは傲慢というか、恥ずかしい話です。
 こんな社会を作っておいて、誰が子供を非難できるでしょうか?
 無邪気に子供らしく過ごすことができない子供たち、本当にかわいそうだと思いませんか?

2006年07月27日

グアチョ・デ・ポヨ・イ・ココ

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 昨日の話の続きになりますが、労働の代償としていただいた二つのパイナップル。
 「一人暮らしのオッサンには多すぎる。ひとつちょうだい」などという申し出もありましたが、実は昨夜のうちに夕食として、ひとつはもう消化してしまいました。
 それが、僕の得意料理の一つであるパナマ料理の「グアチョ・デ・ポヨ・イ・ココ」です。
 僕の身近な友達の間ではかなりポピュラーな料理でして、「そんなもん、珍しいこともない」とおっしゃる方も多いでしょうが、知らない方のためにレシピを紹介しましょう。

 まずは材料です(4人分)。
鶏腿肉 400g
パイナップル 一個
ココナッツミルク 1カップ
スープ 1/2カップ
ココナッツ油(なければ他の油) 大さじ2
塩・胡椒 適量
(あれば好みで)カイエンペッパー 適量

 続いて作り方です。
① 鶏肉は、塩・コショウしておきます。
② 鍋に油を熱し、鶏肉を入れて、色づくまで炒めます。
③ ②にココナッツミルク、スープ(僕は普段は鶏がらスープを使いますが、昨日は切れていたのでウェイ   パーを使用)を加え、アクを取りながら中火で20分ほど煮ます。
④ その間に、パイナップルを縦半分に切り、中身をくり抜いて、3cm角ぐらい(適当でけっこうです)に切   ります。
⑤ ③にパイナップルを加えて2~3分煮、塩・胡椒・(カイエンペッパー)で味を調えます。
⑥ パイナップルのケースに⑤を盛り付けて出来上がり。今回はオプションで、ベランダのアップル・ミント   の葉を乗せました。

 さて、肝心の味ですが、美味くないものは紹介しません。4人前を一気に一人で食べてしまいました。
 「ウ~ン、生きてて良かった!!」

2006年07月26日

どうする、どうなる、二つのパイナップル…。

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 今日は九州と四国では梅雨が明けたようですが、大阪も暑かったですね。
 「Tシャツが重たくなってきたなあ」と思って、脱いで絞ってみるとジャージャジャジャジャーと汗が滴り落ちました。これってけっこう快感なんですよね(笑)。

 天神祭りも終わりましたが、今日もまだその余韻が残っていたようです。
 K「天神祭り行きました?」
 僕「近くまでは行ったんやけど、祭は見てないんですわ」
 K[花火は見ました?」
 僕「花火は見てないけど、音はずっと聞いてましたわ」
 K「何しに行ってましたん?」
 僕「天神祭の雰囲気だけ味わいに」
 K「………………………」

 というわけで、僕は昨日も一昨日に引き続き天満宮近くのお好み焼き屋さん「てんご」で、「テキ屋さんごっこ」をやらせてもらっていました。写真ではスイカを持って写っていますが、決して商売替えをしたわけではありません。僕は生ビールとカキ氷一本、目移りなんかしはしません。ただ、二日続けて同じ写真を使うわけにもいかないので、隣のスイカとパイナップルを売ってた屋台で撮らせてもらっただけです。
 おかげさまで、昨日は人出も多く良く売れたようです。
 「よく売れたよう」って他人事みたいですが、昨日は友達もたくさん来てくれて(このブログを見てきてくれた友人も)、そのたびに他の人に屋台を任せてホスト業に早変わりしていたもので…。
 でも、おかげさまで期待通り忙しい思いをさせてもらったし、久しぶりの友人にもたくさん会えたし、帰りにはオリオン・ビール2本とフランクフルト5本とスパムおにぎり1個とパイナップル2個もらったし。
 昨日も生きてて良かったです!!
 でも、一人住まいでパイナップル2個はちょっと多いなあ…。

2006年07月25日

天神祭りの片隅で…。

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 日本三大祭の一つ、天神祭りが今年も始まりました。昨日24日が宵宮、今日が本宮です。
 僕も過去に2回ほど天神祭りに行ったことがあるのですが、人ごみの苦手な僕にはやはりハードルが高いのです。疲れます。
 そこでと言うわけでもないのですが、昨日は天満宮の外れの某所で、ひっそりと天神祭りの雰囲気を少しだけ味わわせてもらうことにしました。

 その某所というのが「てんご」というお好み焼き屋さん。ここには良く行かせてもらっていますが、お金を払って食べた経験は数えるほど。ほとんどは通りすがりに寄って、雑談しながらビールをご馳走になるという関係です。
 それで、日ごろのご厚意に感謝して年に一度ぐらいは役に立とうということで、昨日はお手伝いに行かせてもらいました。
 とはいえ、下手に接客などして店のイメージをぶち壊したのでは何にもなりません。僕はエアコンの効いた店内を後にして、夏の大阪特有のドンヨリネチネチした暑苦しい空気に包まれながら、店前の特設屋台(?)でカキ氷と生ビールの販売をしました。
 実は去年もカキ氷係をやらせてもらったので、ちょっとはお手の物です。ただ、今年は天気のせいでしょうか、思いのほか人通りが少なかったのです。それで結果的には、僕が売ったビールよりも、僕が飲んだビールのほうが多かったかもしれません(さすがにカキ氷はそんなことはありませんが)。
 今日も再びやらせてもらうのですが、天気も良さそうだし、今日こそ忙しい思いをしたいものです。「忙しい思い」というのは多くの人にとっては忌み嫌われるものかもしれませんが、それをほとんど経験していない僕にとっては、「忙しい」というのはちょっとした憧れでもあり、大きな「非日常の世界」なのです。
 非日常といえば、この「似非テキヤの親父」体験もまさに非日常の世界。僕は学生時代にアルバイトで「テキヤ(フランクフルトとみかん)」をやっていたこともあるのですが、これはそれなりにシビアな世界で、お金にはなったけど、あまり楽しいものではありませんでした。
 「てんご」でのカキ氷屋さんは、それとは違って、強いて言うなら(お店の方には申し訳ないのですが)「お店屋さんごっこ」とでも言いましょうか、高校生の文化祭のようなノリなのです。
 そんなわけで、今日も存分に楽しませてもらおうと思います。お近くにお越しの方は、ぜひかき氷を食べに来てください。コソッと、大盛りにしましょう(笑)。

2006年07月24日

モンゴル、夏の雪…。

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 昨日もまたたくさんの雨が降り、各地で大きな被害が出たようです。このところ、世界各地での自然災害が異常に多いと思いませんか?不気味です。
 ところで、モンゴルというと「乾燥した国」をイメージしがちですが、7月8月は一年でも最も降水量の多い季節なのです。手元の旅の日記を見てみても、3週間のうち10日間に「雨」のしるしが付いています。

 地元の人の話では、「今年は特に雨が多い」んだそうです。それで、そのことをみんなはどう思っているのかと言うと、「今年は雨が多いから、緑がきれいで嬉しい」と、とても喜んでいるようです。
 列車で同じコンパートメントになった人はこういっていました。
 「日本は雨が降った後は蒸し暑いだろう?モンゴルは違うんだ。雨が降った後は空気がフレッシュになるんだ。いいだろう。今度は冬に来いよ。真っ白の世界になって、それはとても美しいんだ…」と。
 美しいのはわかるんですが、氷点下40度の世界で旅をするというのは半端じゃないですよね。「暑さ、寒さと貧乏に強い」と豪語している僕にとっても、とてもかなう寒さではありません。
 そういえば、ハラホリン(カラコルム)という昔の都だった町に滞在していたとき、中国の内モンゴルから考古学の調査に来ていた人は言っていました。
 「ここでは一年のうち3ヶ月しか仕事にならない。9月になったらまた雪が降ってくるからな…」と。
 でも、ウランバートルでは夏に雪が降るんですよ。
 といっても、本当の雪ではありません(笑)。
 写真はポプラの木なのですが、ウランバートルには本当にたくさんのポプラの樹がありました。そして、この時期のポプラは種子を含んだ綿毛を風に飛ばして、子孫を残そうとするんですね。
 町を歩いていると、あちらこちらで白いものがフワフワと飛んでいます。トルコ東部のヴァンという町でも同じような経験をしましたが、きれいなものです。情緒があって良いですね。
 ただ、これもある程度の量までの話でして、それを超えると目に入る、耳に入る、息を吸った瞬間に鼻の穴に入ってくる。こうなると、もう情緒云々とは言ってられません。
 それと、風に舞って空中を漂っているうちはまだいいのですが、地上に落ちて固まっている綿毛の塊は雨に打たれ、土にまみれてとても汚くなっています。
 でも、「夏の雪です」と言って苦笑している地元の人の笑顔を見ると、「短い夏を本当に満喫しているな」と思えるのです。

2006年07月23日

相撲人気。

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 大相撲名古屋場所も今日が千秋楽。優勝は昨日の時点で朝青龍に決まっていますが、僕はそれさえも夜のスポーツニュースで見て知っただけで、相撲中継自体は最近ほとんど見たことがありません。
 そんな僕も、モンゴルでは何度か相撲のテレビ中継を見たのです。といっても、モンゴル相撲ではありません。日本の大相撲の中継です。

 今の日本の大相撲にはモンゴル人が欠かせない存在で、横綱朝青龍を始め、今場所は白鵬の綱取りも話題になっていました。そんな状況ですから、モンゴルでも日本の大相撲が放送されていることは知っていたのですが、思いのほかの盛り上がりようにビックリしました。
 まず最初に気づいたのが、高さが20mぐらいある大きな白鵬の看板。これは銀行の広告でしたが、羽織袴姿にちょんまげを結った白鵬の大きな看板には、地元の大きな期待を感じさせられました。
 その後、相撲のことなど忘れて旅を続けていたのですが、ある日、泊まっていたツーリスト・キャンプの食堂にビールを買いに行ったときのことです。食堂には大きなテレビが一台置いてあるのですが、その前に地元の男たちが集まって食い入るようにテレビを見つめています。日本の大相撲です。
 それは生放送ではなくて、夜に放送されるモンゴル人力士の出た取り組みばかりを集めたダイジェスト版のようなものでした。そして、その日が名古屋場所の初日だったのです。
 彼らはモンゴル人力士だけでなく、日本人力士のこともけっこう知っているようで、「トチアズマ」、「カイオウ」、「キセノサト」などと、顔を見ただけでわかるようで、僕なんかよりもよっぽど詳しいのです。
 そのときはそれだけで終わったのですが、旅の終盤になってスフバートルというモンゴルの北の端のロシアとの国境の町に滞在しているとき、ここで泊まった一泊600円のホテルの部屋にはテレビが付いていたのです。ここには3泊したのですが、ちょうどテレビをつけたら偶然大相撲の生放送をやっていたのでちょっと真剣に見てしまいました。
 モンゴル人のアナウンサーと解説者が喋っているのですが、バックには日本の放送の音声も薄く流れているので、けっこう良くわかります。
 モンゴル語の字幕は無くて、日本語の字幕がそのまま出てくるのですが、モンゴル人二人の言葉にも日本語が良く出てきます。力士の名前などは固有名詞ですからもちろんそのままですが、技の名前も、「ウワテナゲ(上手投げ)」、「オシダシ(押し出し)」などとそのまま。意外なところでは、「シンコムスビ(新小結)」、「〇〇オヤカタ(親方)」などというのもそのままの日本語でしたね。
 また、あるモンゴル人と話していたときに、僕が「朝青龍は強いけど、マナーが悪いから嫌っている日本人も多いんだ」と言うと、そのモンゴル人は、「いいえ、朝青龍はモンゴル人の目から見てもマナーが悪いです。彼は、『負けてくれる人がいるから自分が勝たしてもらえるのだ』ということに気づいていないのです。彼はわかっていないんです」と言っていました。
 ラジオでもやはり生で放送していましたが、僕の見た範囲においては、どうも日本よりもモンゴルのほうが日本の大相撲人気は高いように思ったのですが…。

2006年07月22日

カメラが…。

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 『日本はもう梅雨が明けているんだろうなあ…』と思いながら帰国したのですが、まだ続いているんですね。そんな中、今日は良いお天気だったので、カヌーに行くという選択肢もあったのですが、けっきょくは旅の余韻に浸ってのんびりするほうを選びました。
 さて、そんなわけでしばらくは、モンゴル話をボチボチとお届けしようかと思っています。
 でも、色々ある話の中でひとつだけ嫌なことがあったのですが、まずその話を片付けてしまいましょう。

 僕は旅に出るときは、いつもカメラを2台持っていき、2種類のフィルムを使い分けているのです。ところが、今回は着いて早々に一台のカメラが壊れてしまったのです。
 このカメラ、前回行ったミャンマーでも早々に壊れてしまい、今回は修理して持っていったのですが、今度は違う部分が壊れてしまったのです。それでも、まあもう一台ありますから、フィルムは一種類しか使えませんが何とかなります。2台持って行っているというのはこういう場合に備えての保険でもあります。
 ところが、旅も折り返したところで、なんともう一台のカメラを盗まれてしまったのです!
 その日はモンゴル最大のイベントであるナーダム(お祭り)の二日目。ウランバートル郊外で開かれたホース・レース(競馬)を見てからウランバートルのスタジアムに戻り、モンゴル相撲を見た後のことです。時間は夜の8時過ぎ、いつもなら宿に戻ってシャワーを浴びてから夕食に行く時間です。
 ところがこの日はすごく良いお天気でして、斜めから差し込む陽光が建物をキラキラと輝かせており、もっと写真を撮りたかったのです。
 『8時過ぎで陽光が…』と思われるかもしれませんが、この時期のウランバートルの日没は9時ごろで(サマータイムを採用していることもありますが)、11時でもまだ明るいのです。
 そこで、夕食を後回しにしてスフバートル広場というところに行ったのですが、たくさんの人が集まって賑わっていました。そんな中、人だかりがしているので行ってみると、外国人旅行者の肩に大きな鷹をとまらせているおじさんがいて、それをみんなが囲んで見ているのです。
 『ははあ、これで金を稼いでいるんやなあ。黙ってとまらせてるけど、金を請求されることをわかってるんかなあ?後で揉めるんとちゃうの?』などと思いながら見ていたのですが、そこを離れて5メートルほど歩いたときに気がつきました。肩に掛けていたバッグが軽いのです。そうです、人ごみの中ですられてしまったのです。ガ~ン!!!
 いつもなら紐で腰のベルトに固定した上でポケットに入れているのに、モンゴルの治安の良さにちょっと油断していたのです。
 落ち込みました。カメラ自体も惜しいのですが、それ以上にこの先写真を撮ることができなくなるというのは大ショックでした。しかも、単純な自分のミスで、いつもどおりにしていれば避けることが出来たわけですから、腹がたって仕方ありません。その日のビールはヤケ酒でした。
 ただ、翌朝にはほとんどショックから立ち直ってはいました。幸か不幸か、こんなことにも慣れがあるのです。海外でカメラを盗られたのは、インド、アルジェリア、エクアドル、ウガンダに続きこれで5台目。高潮で新品のカメラがだめになったり(そのときには指も脱臼して『く』の字に曲がりました)、壊れたことも何度かあります。
 それに、過去には荷物を全て奪われたり、警察に拉致されて金を全部取られたり、首締め強盗に遭って道端で気を失ったり、犯人を追って走ってる列車から飛び降りてケガをしてそのまま救急車で運ばれたり、なんてこともありました。パスポートや航空券がなくなったわけでもなければ、大ケガをしたわけでもありません。旅を続けるには何の支障もありません。むしろ、守るものが減って精神的には少し楽に楽になったぐらいです。
 ただ、そうは言いながらも、その後に美しい景色に出会うたびに、身体がつい写真を撮ろうとしてしまうんですよね。そして、気がつくのです。『そうや、カメラが無かったんや…』と。
 ただ、不幸中の幸いなのですが、今回はこのブログ用にということで、生まれて始めて旅にデジタル・カメラも持っていっていたんです。それで、この虹の写真なんかも撮れたんです。
 でも、違うんですよねえ。僕の中ではデジカメは情報や資料を切り取る便利な道具ではあるのですが、僕の心の機微を映し出してくれる道具にはならないのです。
 でも、この事件であらためて思い出したことがあります。僕は『写真を撮るという行為』が好きなんだということです。もちろん、出来上がった写真を見るのも好きだし、それをいろんな人に見てもらうのも好きなのですが、撮るという行為自体も好きなんです。
 天気が良いと外に出て被写体を探したくなるし、何かいいものを見つけたときにも、『山の上から見たらどうだろう?』と思ったら確信が無くても山に上がってみたり、夕陽がきれいに撮れそうな場所を昼間のうちから探してみたり、見られるかどうかもわからない朝陽のために毎朝早起きして見に行ったり、そんな行為が大好きなのです。
 そんな大事なことを忘れていたために、大切なカメラを守ることが疎かになってしまったのですね。
 ああ、人生は日々勉強ですね。そして、僕にとって、旅は最良の学びの場なのです。

2006年07月21日

モンゴリアン・ダイエット!?

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 サェン バェ ノー。
 3週間のご無沙汰です。今日モンゴルから帰ってきました。
 まあ、色々と報告したいことはあるのですが、とりあえず今はヘロヘロです。
 ということで、詳しいことは落ち着いてからということで、今日は無事に帰ってきた報告です。
 とりあえずは写真をご覧ください。

 日向ぼっこと散歩が趣味の僕ですが、旅の間は荷物を全部持って移動するときには靴を履きますが、一旦宿に荷物を置いた後は基本的にいつものビーチ・サンダラーに変身します。その結果がこれです。
 ただの汚いビーチ・サンダルにしか見えないでしょうが、実はこのサンダルは3週間前には新品だったのです!
 いつもビーチ・サンダルは百円玉か五百円玉大の穴が貫通するまで履くことが多いのですが、今回は一円玉大までいっていませんが、3週間でというのがすごいとは思いませんか?
 まあ、今回は旅先ということもありますし、写真で見てわかるように鼻緒の右後ろ部分が切れてしまってガムテープで補修しながら履いていたものですから、寿命を全うしたと判断してウランバートルで骨になってもらいました。
 これだけ歩いたせいでしょうか?今回は肉体にも変化がありました。
 実は、僕は高校三年生のときからあまり体重が変わっていないのです(但し、体型は大きく変わっていますが…)。それが75キロでして、時々気を抜くと知らないうちに増えていて調整に入るのですが、それでも75キロを切ることは決してなかったのです。
 それがですね、今回は帰りの荷物が異常に重くなり(普段は6~7キロです)、『何キロぐらいあるのかな?』と思って家に帰って直ぐに量ってみたのです(16キロありました。プラス10キロ!!)。
 それで、ついでに体重を量ってみたら、なんと72キロ。『これはおかしい?』と思ってもう一度量ってみたのですが、服を着たままでもやっぱり72キロです。
 その後シャワーを浴びたときに鏡を見てみると、顔は変わりないのですが、なんと、久々にあばら骨の形が見えているではありませんか!
 毎食肉を食って(主食が肉みたいなところですからね)、夜はもちろんですが昼間からビールを飲んで(馬乳酒もよく飲まされたし、ウォッカも駆けつけ三杯させられるし、梅酒も飲まされるし…)アイスクリームを食って昼寝してたのに…。
 普段は早寝早起きやのに、今回は事情があって遅寝遅起きやったし、太る要素は思いつくのに、痩せる要素は何も思いつかないのですよね。癌かな?
 ということで、今は理由がわからないので、とりあえずは『モンゴリアン・ダイエット』とでも名付けておきましょう。
 でも、3週間で痩せたんやから、これから3週間ぐらいで戻るのでしょうか…。