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由良川カヌー ~その2~

保津川2006秋 025.jpg
 昨日の続きです。

 いつものように一番早くテントに入って熟睡した僕は、翌朝4時58分に起床。
 習慣とは恐ろしいもので、キャンプをしても同じような時間に目覚めます。
 とはいえ、外はまだ真っ暗。
 明るくなるのを待って、そろそろと外に這い出しました。

 出てみると外は真っ白。
 一面、濃い霧に包まれて幻想的な雰囲気です。

 まずは朝のドゥーティー、火熾しから一日が始まります。
 焚火に当たってコーヒーを飲んでいるとIちゃんが起き出してきます。
 必要以上に大きな声を出すAちゃんが起きてくるまでは、静かな朝を楽しむのでした。

 Iちゃんが、「朝はパンを食べたい」というので、散歩がてら店を探しに行くことにしました。
 前日は川原から動かなかったのでわからなかったのですが、
小さな集落があるだけで、店も一軒のみ。
 朝の8時前で開いてるかどうか不安でしたが、しっかり開いていました。
 ただ、パンはひとつもありません。
 パンは売っていないのかと思ったら、
 「ゴメンネ。ちょうど切らせてるわ~」とのこと。

 近所の民家のおじさんと少し話をして、水をわけてもらって戻ります。
 Aちゃんを起こして、朝食は「豚玉丼」。
 荷造りをして、10時に出発。

 今日はゴールの福知山まで20キロほどの行程。
 たいした距離ではありません。
 しかし、昨日以上に流れがありません。
 ところどころで艇の底がつかえてしまい、降りて引っ張る時間が多いのです。
 2箇所の堰堤越えにも時間がかかり、本当なら昨日のうちに着いていたはずの綾部を過ぎたときには、1時を回っていました。

 このままでは福知山に着くのは夕方、いや、明るいうちには着けない可能性すらあります。
 そこで急遽、予定を変更して綾部の次の高津駅近くで上がることにしました。
 車ではこういうわけにはいきませんが、電車カヌーは実に自由なのです。

 Aちゃんに食事の用意と、服や寝袋の天日干しを任せて、Iちゃんとビールを仕入れに出かけます。
 そこでわかったのは、高津駅にはほとんど電車が停まらず、綾部駅に戻るか福知山まで出なければならないこと。
 2時間に一本しかないバスの時間をチェックして、川原に戻ります。

 昼食は「鮭とキノコのクリームソース・パスタ」。
 外で食べると、本当に美味しいですね。

 本当はもっとゆっくりしたいところですが、バスの時間があるのでそうもいきません。
 さっさと荷造りして、再び大荷物を背負ってバス停を目指しますが、道路に出たところでバイクに乗ったおまわりさんに職務質問を受けます。
 どう見ても怪しかったのでしょう。
 僕の荷物には二日間のゴミと空き缶を入れたビニール袋もぶら下がっています。
 これでパドルがなければ、ホームレスにも見えます。
 不法入国者に見えたのかもしれませんね。
 でも、しばらく喋ると普通のオッサンとネエちゃんだということがわかってくれたようで、おまわりさんとは笑顔で別れました。

 バスで福知山に出て、そのまま快速電車に乗って2時間20分で大阪駅に到着。
 「後は環状線に乗ればもう家だ」と思っていたのに、アクシデントは続きます。

 なんと、10数分前に環状線で人身事故があったそうで、環状線は動いていません。
 代替運行の地下鉄の切符代わりの票をもらうために長時間並んで,ようやく地下鉄を使って帰宅。

 予想外に全身クタクタになる二日間でしたが、いろんな意味で思い出になりそうな、楽しい二日間でもありました。

 ああ、生きてて良かった!!
 いろんなものにありがとう!!!

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コメント

 今回も食事には、こだわっていますね~!
キャンプにとって食事は重要なイベントですよね。
美味しいものを作ると結構ゴミが出るもので、
それを持って帰るクージーさんには、頭が下がります。
 

キャンプといえば高校2年の夏休み
クラスでキャンプに行ったのを思い出します。
引率の先生が2名必要とのことでした。
担任のT先生はもちろん即OKでしたが、
もう1人がどうしても行ってくれません。
そこで人気のあったラグビー部の
顧問であるK先生に的を絞り
授業がK先生の時に「おしぼり」を
机の上に置いておいたのです。
「K先生 キャンプの引率して~」
と女子から嘆願・・・
数週間後、キャンプ場に
T先生とK先生の姿がありました。
お二人とも良い先生でした(今でも感謝)

★ごん太さん。
 お言葉を返すようですが、ゴミを持ち帰ることで頭を下げてもらっては困ります(笑)。
 こんなことが当たり前にならないとね…。

★こなきじじいさん。
 K先生にはお世話になりましたし、人生で大事なことも教えられました。
 
 文化祭の直前のことです。
 校庭を忙しそうにウロウロしているK先生を見かけた僕は、声を掛けました。
 「K先生、何してるの?」
 「いやな、暇そうにしてたら用事を頼まれそうやから、忙しそうにしてるんや…」

 良い先生でした。

もう1つK先生の思い出
授業中、隣の生徒に質問の答えを聞いた私に
(私から聞いたのではありません)
「甘い!!人生そんなに甘くないぞ!!」とお叱りをうけたのですが
数分後、K先生が生徒からの質問の答えが出なかったらしく
「誰か答えの解るヤツ教えてくれ」
・・・
良い先生でした

★こなきじじいさん。
 K先生らしい話ですね。

 良い先生でした…。

 って、死んだみたい…。
 お元気ですよ。

私もゴミは持ち帰って
分別するように心がけております。

しかしながら、職質を受けた事は無いなぁ(笑)。

★甲子園9番町さん。
 僕は、自分たちが持っていったものはもちろんですが、他人の出したゴミも最低ひとつは持って帰ることにしています。
 そのぶん、来た時よりはきれいになるわけですから。

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